故スタンリー=キューブリックが生前手がけようとして
その時点でのSF技術では出来ないと断念していた
映画が故人の死後、スティーブン=スピルバーグの
手によって甦ったのです。

昨日の先行ロードショーに行ってきました


ストーリーはこんな感じ

極端な人口抑止政策を打ち建てられている未来の話

未来では人間の代替労働力として、あらゆる場所で
人型ロボットが導入されている。
オフィス・工場・飲食・コンビニそして風俗業にも

だが、ここまで人間に密着している彼らロボットにも
欠けている物があった。
「親への一途な愛」を持ち「自分の夢」を持つこと。
この物語は、そんなロボットを開発するプロジェクトの
発足から始まる・・・・。

一組の夫妻が病院へ通っていた。
いつ開発されるともわからない病気の治療法を願って、
息子を冷凍睡眠させていたのである

面会中、眠ったままの息子に語りかける母親
そんな妻の姿に見かねた夫は、半ば会社命令でもあったが
新型の人工知能(A.I.)を組みこんだ子供型ロボットを
家に持ち込んで来る。

−彼の名はディビット−

最初は息子の代用品など要らないと頑なではあったが
付合っていくうちに、本当の息子のように思えてくる
そして彼女はディビットに息子として振舞うための
最終設定を行なう。

しかし、設定を行なうと、彼女しか母親と認識せず
彼女にのみ母親への愛情を向けるようになるため
返却できなくなってしまう。
ただ一つ「廃棄処分」を除いて・・・。

ディビットはついに彼女を「ママ」と呼ぶのだった


こんな感じで始まるのですが
感想から言って、私はこの結末に不満でした
詳しくは語れませんが、カワイソウ過ぎる!

こんな終わり方は私は嫌い!
見かたによってはハッピーエンドかもしれませんが
それは個人差があるので、見てください。

私と一緒に行った人たちは
「くだらん」とか言ってましたが、物語をちゃんと
噛み砕いていると、かなりメッセージ性は深く
哀しい物語である事は明白。

スピルバーグの絶対秘密主義も残念ながら期待ハズレ
いかんせん2時間数分程度では短すぎる物語で
「愛」とかの設定がいまいち希薄になりがちです

その辺りのストーリーは自分なりにかなり想像力を
働かせないと友人同様「くだらん」の感想になります。


友人のようにこの映画を「面白くない」と感じた人は
「愛」が足りないのかもしれませんね。

そんなアナタは本当に人間ですか?
私は・・・・・

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